当院の肺がんCT検査のご案内
当院では、肺がんの早期発見を目的とした低線量CT検査を実施しています。従来の胸部レントゲン検査では発見が困難な小さな病変も、CT検査により詳細に観察することが可能です。放射線被ばく量を抑えた低線量CTを使用することで、患者さまの負担を軽減しながら、精度の高い検査を提供いたします。
肺がんは初期段階では症状が現れにくく、症状が出た時にはすでに進行している場合も少なくありません。定期的なCT検査による早期発見により、治療の選択肢が広がり良好な予後が期待できます。当院では、経験豊富な放射線科医が画像診断を行い、正確で信頼性の高い検査結果をご提供いたします。
※当院ではCT撮影を院内で行っておりませんが、徒歩約2分の提携医療機関(ありずみ消化器内科様)にて撮影を実施しております。撮影後、当院で速やかに画像を読影し、1時間以内に結果をご報告できる体制を整えておりますので、安心してご相談ください。
このような症状・お悩みは
ございませんか?
以下のような症状やお悩みがある方は、肺がんCT検査をご検討ください。症状がない場合でも、リスク要因をお持ちの方には定期的な検査をおすすめしています。
- 長期間続く咳や痰、血痰などの呼吸器症状がある方
- 喫煙歴が長く、肺がんのリスクが気になる方
- 家族に肺がんの既往歴があり、遺伝的リスクを心配されている方
肺がん検査で分かる
異常・疾患とは?
肺がんCT検査では、肺がんだけでなくさまざまな肺の病変を発見できます。早期発見により適切な治療につなげることが可能な疾患が数多くあります。
肺がん(原発性肺がん)
肺に発生する悪性腫瘍で、小さな段階から発見できる可能性があります。腺がん、扁平上皮がん、小細胞がんなどさまざまな種類があり、早期発見により治療の選択肢が広がります。
転移性肺がん
他の臓器から肺に転移したがんも検出可能です。既往歴や他の検査結果と合わせて総合的に判断し、適切な治療方針を検討します。
肺結節・胚腫瘤
良性から悪性までさまざまな可能性のある結節状の病変を発見できます。大きさや形状、経時的変化を観察することで、悪性度の評価を行います。
間質性肺疾患
肺の間質に炎症や線維化が生じる疾患群を早期に発見できます。進行する前の段階で治療を開始することで、病状の悪化を防ぐ効果が期待できます。
肺がん検査の
メリット・デメリット
メリット
肺がんCT検査の利点として、胸部レントゲンでは発見困難な小さな病変の早期発見が可能である点が挙げられます。低線量CTにより被ばく量を抑制しながら、高精度な画像診断を実現しています。また、短時間での検査が可能で、患者さまの負担が少ないことも特徴です。
デメリット
CT検査にはわずかながら放射線被ばくが伴います。また、良性の病変や炎症性変化も検出されるため、追加検査が必要になる場合があります。検査結果によっては、患者さまに心理的な負担をかける可能性もあります。
肺がんCT検査の流れ
1予約・事前説明
検査をご希望の方は、事前にお電話またはご来院にてご予約をお取りください。検査の目的や方法、注意事項について詳しくご説明し、患者さまの疑問にお答えいたします。
2検査当日の準備
検査当日は特別な前処置は不要です。金属類(ネックレス、ブラジャーのワイヤーなど)は外していただき、検査着に着替えていただきます。
3CT撮影
当院では、徒歩2分の距離にある「ありずみ消化器内科様」にてCT撮影を実施しております。撮影後は、1時間以内に結果のご説明が可能です。検査自体は数分で終了し、痛みも伴いません。
検査の流れや移動、検査時の注意事項などについては、スタッフが丁寧にご案内いたしますのでご安心ください。
4検査後の説明
撮影後、放射線科医による画像読影を行い、結果をご説明いたします。異常所見が認められた場合は、追加検査や専門医療機関への紹介について相談し、患者さまに最適な治療方針をご提案いたします。
肺がんCT検査時の注意事項
CT検査を安全かつ正確に実施するため、以下の点にご注意ください。検査前の準備や当日の注意事項を守ることで、より良い検査結果を得ることができます。
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方は事前にお申し出ください。
- 金属類は検査の妨げとなるため、すべて外していただく必要があります。
- 息止めの指示があった際は、しっかりと息を止めて体動を控えてください。
肺がんCT検査の費用
※準備中です